工事前夜

■■　工事前夜　■■■

翌日から工事が始まるため、セカンドキッチンに設置していた冷蔵庫やオーブンなどの電化製品、棚などを全て他の部屋に移動。
隣の部屋との境の壁を取り払ってキッチン（工房）スペースを広げるため、そのスペースに置いていた家具も引っ越し業者の方にお願いして、数日前に移動してもらいました。

翌日からの工事に備えて、設置していたものを全て他の部屋に移動。ガラーンとして広く感じそうなものですが、「たったこれだけのスペースだったのね」と改めて思いました。

こんなちっちゃいスペースでしたが、引っ越してきてから３ヶ月半の間にも、ここでいろんなお菓子が生まれました。

実は、当初このスペースだけで、お店を始めるつもりだったのですが、保健所に問い合わせてみて、無理だということがわかりました。
シンクの他にもう１箇所手洗い専用の設備が必要だというのです。そして、材料の保管～ケーキ作り～ラッピングまでの全ての行程を工房の中だけでやることが条件でした。

どこにもそんなスペースはありませんでしたので、これはもうスペースを広げるしかないということになったのです。

セカンドキッチン隣の部屋のこのスペースとつなげて工房にしました。

広すぎて持て余していた部屋なので、有効利用できてちょうどいいよ！と主人を強引に説得し、壁をぶち抜く許可をもらいました。

８年前に主人が建て替えた家ですが、他県に赴任していたため、彼の両親が住んでいました。
結婚して３年半は、隣町にアパートを借りて二人で暮らしていましたが、半年前から同居を始め、やっと自分の建てた家に住めることになったのに、いきなり壁をぶち抜くことになり、彼にとっては相当ショックだったようです。

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